こちらでは中古仕入れの際にどのように仕入れを行うべきなのか?

中古品仕入れのポイントをお話いたします。

中古品仕入れには、新品での仕入れに慣れてきタイミングで

取り組むと良いでしょう。

 

中古品のメリット

ここでは、中古品のメリットを新品とも比べながら、説明していきます。

 

利益率が高い

中古品は新品に比べて利益率の高い商品が多いのには、理由があります。

新品は定価があるのに対して、中古品は参考になる価格がなく、

相場感のない価格で販売されていることが、メルカリ・ヤフオクでも

見かけることがあります。

新品仕入れの利益率はだいたい15~30%、中古仕入れは25~40%

であり、数字だけ見ると非常に高く、これが中古品を扱う上でも

大きなメリットとなります。

 

市場の商品数が多い

世に出回っている商品で中古品は新品に対して

圧倒的に数が多いです。

なので、商品数が多ければ、新品のように同じ商品を取り合うような

ライバルも皆無ですし、利益を出せる商品も自ずと多くなって

きます。

商品数が多いということは、毎月の仕入量も大幅に減ることなく、

コンスタントに行うことが可能です。

 

ライバルが少ない

中古品販売は、転売初心者が行うことはそれほど多くありません。

何故かといえば、新品よりもモノレートで商品の分析するにあたり、

販売価格・ランキングの変動・出品者数の増減を理解するのに

経験や実績が大いに必要になってきます。

なので、新品せどりでは同じ商品を店舗で皆が購入して、Amazonで

値下げ合戦するような光景を目にしますが、中古品ではそのような

光景はいっさいありません。

 

Amazonの新贋メールがない

新品仕入れをしていると、Amazonより商品に対する正規品仕入れの

証明を迫られることがあります。

この際、新品だと証明するため正規品と証明する卸の請求書や

納品書などが必要となってきます。フリマアプリで仕入れた商品に

そのような書類を求められても、皆無であることはご承知の通りです。

対応を間違えればアカウント停止になります。

中古品に関しては、そのようなケースに遭遇することもなく、販売に

集中できます。

 

中古品のデメリット

逆に中古品よりも新品のメリットが上回っている部分になります。

デメリットをしっかりと理解をしていただくことで、今後の

販売・仕入れをより良いものにすることができます。

 

商品が売れる回転が悪い

回転とは、商品の販売を開始してから売り切れるまでを言います。

中古品は新品よりも購入を検討している方が少ないです。

そのため新品に比べて商品の販売を開始してから

売り切れるまで少し時間がかかります。

なので、モノレートからの分析が非常に重要になります。

いくらで売れて、いつまでに売れる商品なのか、判断できなくては

なりません。

 

検品・梱包に手間がかかる

新品と違って中古品は商品自体を包んでいる箱や緩衝材がないケースも多くあり、

輸送する際に商品が壊れないように梱包し、段ボールを用意して商品を輸送できる

状態にしなければなりません。

また、汚れがあればクリーニングしたり、商品写真をアップすれば、早く売れますが、

手間も増えます。これが新品・中古の最大の違いです。新品でれば、商品を

そのまま配送できますが、中古品は検品の手間がかかり、副業で一人で

するにはおすすめできません。

 

返品リスクが高い

中古品は安い商品が多く出品されていますが

うまく動作しなかったり、電源がつかなかったりと

故障していたり故障しやすい側面があります。

 

ですので事前に状態の確認や、商品を受け取った際に

故障がないか確認しておく必要があります。

商品コンディション

Amazonには、新品・再生品・コレクター商品以外に

中古のコンディションがあり、 ほぼ新品、 非常に良い、 良い、 可

に分かれています。

それぞれの定義をつけて、中古販売を簡単化することが大事です。

今回は私のつけている定義についてお話しようと思います。

・ほぼ新品

展示品や新品だけど箱が明らかに汚れている物や、未使用だけど欠品があるもの、

未使用だけど商品に傷やスレがあるものをほぼ新品としています。

・非常に良い

中古品だけど綺麗な化粧箱があって、ほとんど使用感の感じない物。

・良い

化粧箱はあるが、それなりに使用した形跡のある物。もしくは、化粧箱がなくても

付属品の欠品がないもの。

・可

化粧箱が無く、本体のみの物。

 

基本的に、私が中古を出す場合は、非常に良いまたは可のどちらかで出品しています。

ざっくりと言えば、箱があるか、無いかです。あと、なるべく上位コンディションでの

記載の方が売れやすいです。なので、箱がなくても状態が良いものは「良い」で最安で

出品すると「可」よりも売れやすいです。

 

モノレートの分析

中古品は、新品に比べて、回転は良くありません。

 

1~3か月以内に売り切る予想でモノレートを見るようにしましょう。

 

中古品のモノレートを見るうえで重要なポイントは3つです。

①価格の変動

②他出品者の数と価格

③ランキングの変動

 

価格の変動

中古品の販売価格は新品と違い、決まった販売価格がありません。

商品によって価格の付き方が違います。

新品と1000円ほどしか値下げしてなくても売れる

商品や、5000円引いても売れない商品もあります。

 

なので、中古商品で適正な相場を確認する方法として

他の出品者に合わせて販売するのが一番良い方法です。

 

他に出品者がいない場合は、モノレートの過去のデータから

、過去に中古で売れた形跡はなかったか?無い場合は、商品の状態に

よって販売価格を設定します。

 

商品が「ほぼ新品」の場合、新品から数千円下げた金額で出品してみる。

「非常に良い」は「ほぼ新品」よりもさらに数千円下げた金額で出品してみる。

「良い」、「可」の場合、新品の半額くらいで出品する。

まずは仮説を立てた上で、価格設定をしてみましょう。

それを定期的に見直して、価格の改定をしていく流れです。

中古品販売は、この価格設定が難しいポイントのひとつです。

この設定を間違うと、売れずに残ってしまうことになるので、

なので、仕入れ段階で、最低でも利益30%以上はある状態で

仕入れることが必要です。

 

他出品者の数と価格

中古品は、出品者数は、なるべく少ない方が良いです。

中古商品一覧ページで、自分の商品が注目されやすい数が5人くらいがベストです。

さらにプラム出品者数にも注意が必要です。たとえば、出品者が5人いて、

全員がプライム出品者の場合、必然的に価格競争が起こります。

なので、販売価格を最安で分析するのではなく、ある程度価格競争が

起こると見越してリサーチすると、値下げ合戦に巻き込まれても、

赤字での販売は免れることができます。

ランキングの変動

Amazonは、新品に比べてそもそも中古を求めているユーザーが

まだ少ないので、ランキング変動が少ない商品は、なかなか中古が

売れないです。

なので、中古販売に慣れてない方は、とにかく新品が売れている

物の中古を狙いましょう!

 

商品説明文の書き方

中古品販売の場合は、新品と違い必ず出品者一覧から

購入者は選ぶことになります。

そこで大切になるのが、コンディション説明です。

例①
こちらの商品は中古品です。商品状態は良好です。

 

例②
(中古品 非常に良い)説明書が欠品していますが、

その他の付属品は全て揃っています。
動作確認済み。アルコール除菌済み。 ☆Amazon専用在庫です☆

年中無休。通常送料無料。安心のAmazon倉庫からの発送なので

365日、迅速に対応致します。 【十分な検品をしてから

出荷をしています。チェック漏れによる書込や欠品がある場合、

ご連絡頂ければ対応を致しますので、ご連絡をください。】

 

 

どちらが良いかと言うと、圧倒的に例②ですよね!

これって手間がかかると思う方もいますが、例①と例②では

文を作成する時間はほとんど変わりません。

変更しているところは、太文字にしているところだけなので

あとは全てテンプレートです。っと商品の状態を伝えたい方は、

商品画像を添付する事も可能です。

商品登録画面で、コンディション中古を選択すれば

画像の添付項目が出てくるので、そこからアップロードする事が可能です。

カートボックスというシステムがない

新品ではカートボックスというシステムがあるので

カートボックスを取得できれば商品が売れやすくなります。

それに対して、中古品はありません。

中古品を購入してくださる方は

商品ページから中古品の出品をクリックして

よさそうな商品があったら中古品を購入します。

そして、商品ページから沢山の出品者の中から

いかに自分の商品を見つけて、買っていただくか

これが重要になってきます。

 

Amazonの商品ページは、中古・新品共に安い価格帯より

閲覧できます。なので、購入者の目線で考えると、

一番最初のページで尚且、安くて良い商品であることが

購入する確率を上げる一番の近道となります。

付属品の確認

中古品で価格を大きく左右するのが付属品です。

商品ごとに必要な付属品は異なりますので

仕入れる際は付属品をチェックしてから仕入れるようにしましょう。

①リサーチして、商品を見つける。

②Amazonで同じ商品を見つけ、説明文を見る。

ほかの出品者の一覧を見ていると

付属品に同じようなものが書かれていることがわかります。

そうすることでリサーチしている商品には、何の付属品が必要なのか判断することができます。

 

中古品仕入れのポイント